32歳、手取り25万円。ボーナスなし。

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面接はあっさり終わり
私はいきなり店舗の運営をするという
おもしろそうな仕事に就くことができた。

ぶっちゃけると
なかなか就職できない若者が
働きながら社会経験を積めるようにするという国と府の助成金事業で
その助成金事業を委託された民間会社は
定員に近づけば近づくほど教育費という名目の収益がでるので
本人の社会経験や能力よりも頭数集めに躍起になっていたのだった。

だから、
その会社では知り合いの知り合いの、これまた知り合いにまで声を掛け
私にも面接時に誰か紹介してくれないか依頼されるほど
必死で人集めをしていた。

私みたいにハローワークを通じて面接を申込みに来るなんて
その会社からしたら棚ぼたみたいなものだった。
だからソッコー面接もしてくれたし
ソッコー採用も決まった。

要は誰でもよかったので
面接もあってないような形式だけのモノだった。
でも、こちらとしても期間限定とはいえ、
興味のある仕事をして
そこそこのお金をもらえるなんて全然悪い話じゃない。
特に私は年齢も32歳と高めだったので
その年齢と社会経験はある程度考慮されてお給料が算出された。

更には
その若者の就職支援と、商店街活性化事業を合体させることにより効率化したのが今回の事業だった。

大阪府のシャッター街と化した商店街を活性化させるべく
選ばれし商店街で
5店舗だけ(もちろん助成金で有料レンタルで)11ヶ月若者に貸し出して
1店舗5名という定員でそれぞれ店舗の運営をしていくというものだった。
各々のテーマはあらかじめ決められていた。

その中で私は“手作りの店”というざっくりしたテーマだけ決まっているお店に配属された。

メンバーは5人。
しかし助成金事業なので障害者の方も1名交えての5名。

障害といってもかなり軽度で
コミュニケーションは取れるしきちんと伝えれば理解してお仕事のできる方だった。
1度に色々伝えたり、臨機応変な対応を求めるのは厳しかった。

リーダーはバツイチ子持ちの自分でお店を開いたこともある経験豊富な1コ下Kさん。
共にがんばるメンバーは23歳新卒の美大出身Tちゃん。
喧嘩っ早そうだけど頭脳明晰な若さ溢れる20歳のY。
障害者枠のMさん。

転職活動を始めて3ヶ月。

就職が決まったのは3月末だった。
これからこの5人で新しい店をイチから作り上げていく。
しかもお金を出してもらって。
そして手取り25万円のお給料をもらって。

最高の仕事だった。

ワクワクした気持ちと期待感が春の陽気と共に止まらなかった。


続く



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